大事なペットが亡くなってしまったとき・・・遺骨はどうする?
【12月10日更新】
犬や猫にはじまりウサギや鳥など、大事な家族の一員として自宅でペットちゃんを飼っている場合その命の終わりをどのように迎えるのでしょう。事故や病気でなくても、基本的に人間のほうが寿命が長いのでペットとのお別れは珍しいことではありません。
ではペットのご遺体やご遺骨はみなさんどうしているのでしょうか?自宅で保管、霊園に任せるなど選択肢はいくつかありますが、実際どのような方法が選ばれているのかアンケートをとりました。【質問】 ペットが亡くなった時、遺骨はどうされたいですか?また、どうしましたか?
【回答数】 自宅の庭などに埋葬:55 家で保管:10 霊園などに納骨:23 海や山に散骨:4 行政などに依頼(処分):8「自宅の庭に埋葬」と回答、その理由とは?
今回のアンケートでは100人中55人と半数以上の人が自宅の庭に埋葬をしたい・また実際にそうしたという結果になりました。回答理由は様々でしたが、 ・庭の畑の端に埋葬して花を飾っています。亡くなった犬も喜んでくれそうだから ・小さな庭だがペットが生前気に入って良く登っていた木があり、死んだ後もそこで眠りたいだろうと思って家族皆で埋めた ・ペットがお気に入りだった自宅の庭に遺骨を埋葬しておけば、何となくまだそこにペットがいるような感じがして、あまり寂しくならなかったから というように飼い主の近くやペットちゃんが生前好きだった場所など『ペットちゃんが一番喜ぶ場所』を選ばれているようです。やはり、お庭であればご家族全員で落ち着いて埋葬も出来て、悲しいお気持ちが安らぐようです。それがペットちゃんのためであり、ご家族のためにも一番良いのかもしれませんね。 しかし、お住いの地域によって近くに埋葬場所を確保できる人ばかりではないのが悩ましいところです。 そんなときには、メモリアルグッズのペンダントやキーホルダーを利用すれば、少量だけ分骨をして常に手元に置いておくこともできるため、しっかり埋葬してあげたいけど、手元から離したくないという方にはおすすめです。霊園利用も多いが、住宅事情などによって選択できないケースも
次に多かった回答は霊園に納骨するというものでした。回答理由としては ・七年間一緒に住んできた家族で、最後までしっかり見届けたいので家族として見送ろうということで業者に頼んで正式な形で納骨してもらうことにしました ・ペットは大事な家族なので、人と同じように火葬して納骨してあげたかったから ペットも大事な家族なので、人間と同じように扱ってあげたいというご意見がもっとも多かったです。また気持ちの整理がつかない、見ると悲しくなってしまう、などの理由であえて自宅では保管しないという意見もありました。 それ以外の選択肢は今回の結果ではそれぞれ全体の1割以下ということになりました。家で保管すると回答した人は、 ・猫がおりますが、賃貸で引っ越しがあるため庭に埋葬はできませんし、霊園も遠いので家での保管にします など、庭に埋めたり霊園にいれたりということが事情により難しいという意見がほとんどで、また「側に置いておきたいから」などの理由もあげられました。自宅で保管する場合は骨壺をタンスの上や押入れに入れる方が多いようですが、ペット専用の葬具や仏壇などをご用意される方もいらっしゃるようです。 その他、行政に処分を依頼する・または散骨すると答えた方も住宅事情による理由が最も多く、他には金銭的な理由もあげられていました。 海や山への散骨では、ペットちゃんの火葬後にクルーザーなどで沖合まで出て海に散骨出来るサービスもあるとのコメントもありましたが、個別散骨の場合のご料金は比較的高額になる場合もあるそうです。あなたならどうする?ペットの遺骨
こうして回答理由を見ていくと、皆さんのご供養の方法はそれぞれですが住宅事情や金銭的理由、またペットの種類によっても大きく変わるようです。例えば、犬猫なら霊園がベストだけど小鳥に霊園はやりすぎ?という方や、大型犬は対応してくれる業者が少なく、仕方なく行政にお願いするという回答もありました。 ペットちゃんの種類やお住まいの地域により事情は変わりますが、どの方法でも長年一緒に過ごしてきた大事な家族の一員ですから、安らかに眠ってくれるようきちんと供養してあげたいものです。 【アンケート結果を受けてオーナーズアイより】 埋葬をご希望されるお客様が予想よりも多い印象です。散骨へ対応するため『粉骨サービス』はスタートしておりますが、そちらと合わせて埋葬を前提に土に還る骨壺なども近日中にご用意できればと考えております。また、現場の声として『小動物なのに火葬なんて仰々しいかしら?』や『大型でも大丈夫?』と仰る方もいらっしゃいますが、当社の火葬車は極小動物から超大型まで対応してますし、なによりペットちゃんの大きさでオーナー様の愛情が変わるものでもありません。今回のアンケート結果にもありましたが、『ペットちゃんが喜び』、『オーナー様が安心』できる方法をお選び頂くことが一番ではないでしょうか。当社も選択肢の一つとしてご協力出来るように、サービスの拡充に努めます。■調査地域:全国 ■調査対象:年齢不問・男女 ■調査期間:2014年12月2日~12月5日 ■有効回答数:100サンプル